2010年10月23日土曜日

八剣山 西尾根岩稜

札幌市民の憩いの山、八剣山。
通常の登山道を登れば往復1時間、標高500mにわずかに満たない小さな山だ。
そんな牧歌的な印象の八剣山なのだけど、通常の登山道とは反対側の西尾根には冒険
的なナイフリッジがある。
とても険峻で、左右どちらにバランスを崩しても10~20数m下までは墜落しそうな岩稜だ。
今回はその岩稜の踏破を目指したのだけど、結論から言うと、取り付きから数m登って敗
退。
岩のあまりの脆さに「こりゃ岩取れて死ぬ!」と判断。

詳細は物議を醸しそうなので割愛させてもらうけど、そろそろ、無謀と冒険的クライミング(
や登山)が紙一重になって来てるんじゃないかと感じる日だった。
つまり、山岳会などでの体系的な学習と訓練。
怪我や遭難といった際の組織的なバックアップ体制への依存。
などなどが必要なクライミングや登山を僕はしようとしているんだろうな感じた次第だった。


*今日の肝
 ・クライムダウンは見た目よりもずっと難しい・・・。