2013年1月5日土曜日

定山柱 2013.1.5

スクリュー、ヌンチャクを事前にプリセットしてリード。
計4便。
スクリュー残置とはいえ、やはりおそろしかった。
2便目は少し慣れた感があり、浅いアックスのかかりを少し信頼出来て、体を上げられた。
3便目。
氷が脆く、アックスの繰り返しの打ち込みで形が変り、やや易しめな形状になって来た。
なので、あえてアックスのかかりが悪いところを選んで打ち込み登っていたけど、腕の消
耗で体を上げられなくなって来た。
クリップ出来る前に消耗して落ちそうだったので、突っ込めなくなる。
4便目。
消耗を感じていたけど、ともかく便数を出したかったので、アックスの打ち込む場所にはこ
だわらず、良い場所は普通に使い登る。

所感:
バーチカルとはいえ、4Mほど(バーチカル部分。)の長さのたかだか4本で消耗している
ようでは話にならないと痛感。
ピッチ数のある大きな氷柱を登る事が目標なので、もっと消耗しない洗練された登り方が
出来るようにならなければならない。
・改善点
腕が曲がっていると消耗する。
なので、腕を曲げている時間を短くする登りを意識する。
腕を曲げるのは体を引き上げる際。
スタンスへの重心も意識する。
腕だけで登っていては消耗が早い。
怖がって、体に不要な力が入っているので、アックスのかかり具合の理解等、便数をこな
し慣れる。
こうして書いてみると当たり前と言えば当り前だけど、フリーと同じというわけですな。


当日は氷柱の上から滴る水に手を焼いた。
気温はそう高いわけではなかったのだけど、この日はなぜか雨のようにポタポタと。
ロープやカラビナに水がかかり、時間が経つと凍る。
ビナのゲートは開きずらくなり、ロープは硬くなる。
スクリュー回収の際には氷がすでに成長しているらしく、スクリューが半ば氷柱に取り込
まれつつあった。。(笑)
逆回ししようにもスクリューが氷に当り、回せない。
氷をアックスで削り、回収。
なるほど、氷柱はこうして太く大きくなって行くんだなと妙に納得した。(笑)




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