2011年1月2日日曜日

アヨロ海岸 2011.1.2

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い申し上げます。

クロイダー 7b、完登。
しばらく更新が滞っていた本ブログですがクライミングはしてました。
外では基本、クロイダー狙い。
ただ、毎回調子の良し悪しだの、未解決の懸案、終了点取りに失敗して惜しかっただの
と特筆すべき事がなかったので、とりあえず、完登、或いはしばし敗退とするかを決定後
にダイジェストで記すつもりでいたのです。

12/5 完登成らず。
       前回に続き体がさらにクロイダーモードにはなって来た。(気がする。)(ムーブが体
    に入って来たというか。)
    次回も日にち間隔を空けずに勝負したい。
    途中の手順を変えてみた。
    
12/11 完登成らず。
     完登は出来なかったが成果というか良い傾向の結果はあった。
     2度レストを挟んだ(3回靴を履いた。)中で2回終了点一手手前まで登れた。
     下部は比較的、楽に感じるようになった。
     変えてみた手順も結果として良かったようだ。
    
12/31 完登成らず。
          3週間近く間隔が開いたためだと思われるがまたムーブが体から抜けてしまって
     いた感、強し。
    下部で苦戦。
    早々によれて本気トライは難しくなってしまう。
    余力を使って、試しに終了点取りムーブのみ行ってみたら成功。
    実はこのムーブ、これまで成功した事がなかった。
    何せちょっと高いところから落ちるので、何度も落ちるの嫌だなと思い、本気トライ
    時のぶっつけ本番で解決、というつもりでいたのだ。
    結果として完登トライ時に何度も落ちていたので、(急がば回れか。。)いい加減、
    良いホールド、或いは良いスタンスが無いかをもう一度よく見て探る事に。。
    結果、成功。
    これで全ムーブを一応起こせた事になる。
    これまで、後は終了点を取ったら終わりというところで何度も落ちていたので、この
    成功の記憶は今後のトライにとても有効(なはず。)だろう。

1/2  クロイダー 7b、完登。
ブログの記録を数えると完登までに通算10日通っていた。(もっと、日数がかかった気が
していた。)
スペシャルランチ以来の手強いルートで、もういい加減、楽しいと言うより、意地とモヤモ
ヤ解消のためだけに通っていたような気がする。
ただ、それもまたクライミングだろう。(笑)
今回のトライ、下部はスムーズなどといった感じではなく、ぐだぐだな登り。
おまけに肘も痛くなってくる始末で、(最近、腰だの肘だのと故障が多い。。)また今日も
ダメかなと弱気になりかけていた。
それでもともかく、ぐだぐだしながら中間地点に力任せと気合いで立ち込む事には成功。
後はこれまでの懸案である終了点ガバ取りを残すのみだった。
その懸案だった終了点取りムーブも先日解決済みで、目標達成に有効な「成功の記憶」
もすでに手に入れている。
よーし、これはかなり完登に近いぞとニヤニヤ笑いを隠し切れなくなりつつも、その油断に
辛酸を舐めるのもクライミング。。
なので、終了点のガバ取りの時などは「絶対、離したくないー!!!」という思いとともに
気合いの雄叫びが出た。
(ワンテン地獄などに陥って、そのルートを登るためだけにエリアに通い詰めた事のある
 クライマーの方ならお分かりになると思いますが、このホールドが止まればモヤモヤか
 ら開放されるかもというあれです。(笑))
ガバ取り成功!*注1 訂正
後はマントルを返して岩の上に立ち、しばし、至福の景色を堪能した後に歩いて降りれる
ところまでごそごそと笹薮を漕いで岩の基部へと降り立った。
積年の狙い、クロイダー 7b、完登。
溜飲が下がるというか肩の荷が降りたというか、これでとりあえず、狙いの課題の呪縛か
らは開放された。(笑)
さて次はどの課題にしようか。

*注1 訂正 
本ブログのクロイダーの記事内において、「終了点ガバ」という記述がありましたが考えて
みるとクライミングの完登の定義は「マントルを返せる課題ならマントルを返して完登。」
であり、よって、クロイダーのような岩の形状的にマントルを返せる課題においては「終了
点ガバ」という表現は誤りでした。
ただのガバホールドでした。ごめんなさい。