2012年3月12日月曜日

小樽赤岩 2012.3.9

ドライツーリング。
今日の目的はリードで登る事。
ドライツーリングは数年前に通算何日間か登っていた。
今シーズンのアイスを通して、氷壁を曲がりなりにもリードで登れるようになって来ていた
ので、今回のドライツーリングも良い感じにリード出来るかなと期待してのクライミングだっ
た。

まずはトップロープで感覚を取り戻した後、アルパイン3級ほどの壁をリードで登った。
感想は・・・、「アイスより怖い、、、」
まず、バイルの刃の「かかり」がアイスと違う。

アイス→刺さっている。
ドライ→掛かっているだけ。

いわゆるガバにバイルがかかっていても、体を上げて角度が変わった途端にバイルが外
れてフォールしそうで、恐ろしくてなかなか体を上げられなかった。
確かに氷も体が上がりバイルの角度が変わると刃は抜けるけど、岩ではそれがさらに顕
著に感じた。
リードで登るにはいきなり難易度が高かった気もしたけど、(プロテクションの信頼性含め。)
いずれにしても、同じ傾斜ならアイスより難しく感じた。

結局・・・。
「フォールを恐れてはいけない。」のだろうな。(勿論、落ちてはいけない条件下もある。)
フリーと同じか。
始めは簡単なルートでも落ちる。
でも、段々より難しいルートでも落ちなくなる。
そうすると簡単なルートではまず落ちる気がしなくなって来る。
そうするとより簡単なルートはよりスピーディに(場合によってはプロテクションも取る必要
が無い。)駆け抜けられるようになる。
マルチピッチはスピード重要。(マルチピッチが登りたい。)
この辺りが僕の目指すところか。

その後は前傾している壁を登った。
体感的にはフリー以上に傾斜による強い負荷を感じた。
バイルはスラブ角~垂壁以上に外れやすかった。
なるほど、ドライツーリングを登りこなすには相当の修練が必要と感じた。。

0 件のコメント:

コメントを投稿