2010年8月7日土曜日

漁川本流

今回の山行、ふとしたきっかけでネット上で拝見したコミュニティの山行に急遽、加えても
らう事になった。
お初の方たちばかりのパーティの空気は新鮮で、わいわいやりながら遡行する皆さん、と
ても楽しそうだった。
人見知りに加え、社会不適合者の僕は例によって寡黙な時もあり、また無愛想な印象を
与えて無いか不安になるがそんな僕にとってもともかく楽しい山行だった。

漁川、一般的には初心者向けの沢として知られているが直登すれば「むむむっ!?」と楽
しめる滝もいくつかあった。
一箇所は滝の落ち口から釜までドンと寄りかかる巨大な木、まるごと一本の流木。
ぬるぬる滑る登りだしをカチパワー全開で引き付け取り付くがその後の高さにヘタレて、ク
ライムダウン。。

もうひとつは標高800M辺りの滝。(数字うろ覚えです。)
一見、苔の多い岩肌に見えたが水流を浴びながら流れの中に手を入れてみると思ったよ
りかかりの良いホールドが。
慎重にスタンスを確保して、だましだまし落ち口へ抜ける。
抜けてみると確保無しで登れるぎりぎりだったなという感じだった。

そして、今回特筆すべきは昼食の内容だ。
全員で何かしら持ち寄るというものなのだけど、出て来たメニューはメロン、ひやむぎ、ザ
ンギ、スイーツにプリン、僕は漬物というもの。
いつもは菓子パンをかじる程度なので、とても贅沢な気分になった。(笑)
ひやむぎはコンロで熱々にすると沢で冷えた体にとてもおいしかった。

漁川本流流木登り