2010年8月15日日曜日

小樽赤岩 2010.8.15

当初、札幌の星置川へ沢登りへ行こうと思っていたのだけど、アプローチが予想より長く
なりそうな事態発生。
(アプローチは私有地(推定)を通るのだけど、その沢へのアプローチ林道入り口が軽の
ワンボックスを横付けして封鎖されていた。。不法投棄を警戒しての事かも知れないけど、
おそらくは私有地だろうから仕方が無い。。)
沢メンバー一同でどうしようかと相談した結果、長いアプローチを歩くより、こんな事もあろ
うかと用意していたバックアッププラン、クライミングの方が良いのではないかという事に。
うんうん、そうしようという事で急遽、小樽の赤岩へ向かう事にした。

小樽赤岩。
以前取り付き、宿題として残った沼崎新道12cもあったけど、上部クラックはナチュプロで
支点を取りたかったので登らず、(ナチュプロは無かったので。)隣のアースクエイク12cに
取り付くことに。
なかなか悪く感じたがトップアウトしてみると12cか。
取り付いてしばらくはムーブが分からず、「これは懸垂回収か!?」と焦って来たが2便目
ではなんとかトップアウト。
ほぼ垂壁に近く、ホールドは悪いが時折おまけがある感じ。(笑)
マスターでのヌンチャク架けはなかなか怖かったがムーブを搾り出しながら登る感じは楽し
く、気持ち良かった。

そして今日は岩デビューのふみさんが居た。
インドアでは登っているけど、岩は初めてとの事。
インドアで登れるグレードと同じグレードのルートにはじき返されて、岩の洗礼を受けていた
。(笑)
岩が初めてのふみさん、楽しんでもらえただろうか。
僕はクライミングや岩が初心者の人と登る時には心がけている事がある。
それは僕の師匠の教えを正しく伝え継ぐ事だ。
ただ、それを他人に強要したりするつもりは無いし、僕の考えと合わない人とは行動を共に
したくないなどという事もない。
同行者が希望すれば、ある程度、融通は利かせているつもりだ。
人それぞれで良いと思う。
ただ、僕は僕の師の教えを全力で見せる。
それを見た人が何かを感じてくれる登りをしたい。
それだけだ。