先日、濃昼の滝が登れず、そのまま帰るのもなんだったので、どこか他にも登れる氷が無
いか偵察した。
探せばあるもので、なんと車から数十秒のところに写真のような立派な氷が。
(記録は確認出来ていないので、個人的に「港の滝」と呼称。)
規模も今の自分には十分。
画的にもとてもかっこよく、うれしくなった。
見つけた当日は夕刻も迫っていたので日を改める事に。
で、登る当日。
最も大きな氷をいきなりリードで登る実力は僕には無いので、まずは右端の小さな氷を登
る。(高さ3mちょっと。)
登り出してすぐに思った。
むむっ、、怖い、、、
小さいながらもさすがは垂壁だ。
スクリューを打ったプロテクションから少しでも身体が上がりだすととても怖い。
以前、布引の滝でリードした時はもう少しまともに登れたけど、今回はぐだぐだ。
3mちょっとの小さな氷である事を心の支えに(落ちても死にはしないだろうと。)身体を上
げる。
氷から上はガバガバの岩地帯。
バイルを肩にかけ、手で岩を掴み登る。(手で岩を掴みながら登るって安心だ。。(笑))
下降のための支点を作り、懸垂下降。
おおっ、何やらとても達成感。
こんな小さな氷でもリードで登り、地面に降りるための支点を自分で作り、降りてみるとと
ても達成感がある。
まあ、本体の氷をリードで登るにはまだまだ修行が必要だけど、いずれはいわゆる完登?
をしたいところだ。
その後は氷の下部でボルダー的にトレーニング。
バイルの持ち替えや前傾した姿勢でのバイル、アイゼンでのクライミング、などなどと自分
なりに次に繋がるようなトレーニングをした。