2012年7月22日日曜日

プラトーと対峙する。

岩で保持出来ないホールド、起こせないムーブが出て来た。

岩の場合、通算数日間打ってもワンムーブそのものが起こせないという課題というのはこ
れまでなかった。(人口壁ではよくある。。)
だけど、今回は別。
ワンムーブそのものが起こせない。
自分的にはるかに高いグレードが付与されている課題にトライしているわけではないので
、とても残念な気持ちになる。
期間を開けてトライしてもムーブが起こせないという事は考えられる要因がいくつかあるの
だろう。

・能力の向上がプラトーに達し、登れるグレードの限界を迎えてしまった。
・トレーニング方法に問題があり、改善すれば、得られるクライミング力の伸びしろがさらに
 ある。
・懸案のホールドが保持出来るようになるには個人的に今しばらくの年数が必要である。

上記がざっと考えられる要素かな。
1番目の理由なら、もう何をしても無理だけど、2、3番目なら、まだ可能性はあるという事
か。
僕は往生際が悪い。
まあいずれにしても、そろそろ、ひと工夫ふた工夫しないと斬新な能力向上は見込めなさ
そうだし、(クライミング歴5年ほどなので、能力向上の曲線もだいぶ緩やかになって来て
いる。)良い機会と捉えて、トレーニング方法をいろいろ考えてみたい。

以前から行ってはいたのだけど、こんな方法をさらに強化したい。
3本指クライミング。
ウエイト負荷クライミング。
オーバーグレードなムーブをひたすら打つ。

トレーニング方法の概要はクライミングの教本にも記されているので、新たに書き記すまで
も無いのだけど、以下が僕なりの狙いと解釈。

・3本指クライミング(及び2本乃至1本指ポッケ強化)
人間には失った能力を補おうとする能力がある。
つまり、例えば小指を使わなければ、他の4本の指が強くなるのではないかなと。

・ウエイト負荷クライミング
クライミングは力だけで登るものでは無いけど、不足している能力があれば強化されるは
ずだ。
ある種の筋トレに近いか。
余談だけど、ウエイトを装着してキャンパを行い、外すと取れなかったバーが取れたりする
事が実際にある。
筋力の最大値向上とは違うと思うけど、神経系の作用じゃないかなと素人なりに考える。

・オーバーグレードなムーブをひたすら打つ。
限界を超えたムーブにトライして、持ちうる能力を出し切っても出来ないという事は言い換
えるとトレーニング的には余すところなく能力を出し切れているという事なのではないかと。
つまり、トレーニング的には良いのではないかなと。
(たまに狙ったホールドを取る事に100回トライして1回だけを保持出来たりするなんて事
もある。そんな時はとても興奮する。(笑))

以上の方法などで試行錯誤してみたい。