2012年12月31日月曜日

2012年 総括

・フリー(ボルダリング、ボルトルート)

フリーはほとんどボルダラーな1年だった。
特筆すべき内容と言えば、やはり、どうにも難しい壁に当たったという事かな。
記事にも書いたけど、自分自身のプラトー。
能力向上の限界なのかもと疑問を持たざるを得ない状況に置かれてしまった感があった
事だ。
結論から先に書くと、実はその後、体重が3kgほど減った。
一体、どこにそれだけ減る肉が付いていたのか不思議なのだけど、ともかく減ったのだ。
それで少しだけ登れるようになった。
強くなったというよりは軽くなって、少し登れる感じだ。(笑)
まあ、結果として登れなかったものが登れるのなら良いのだけど。(笑)

今年辺りからは積年の課題となるラインが出て来た。
マッコークジラ 7c
 2年ほど前からトライしている。
 どうしても核心と思しきポッケが取れない。
 年を重ねるごとに可能性は感じて来てはいるのだけど、完登には至らず。
 さらにトライを続けたい。

リトルトゥリー 5.13a、エツコに捧ぐ 5.13b
 今年出会ってしまった自分的に超強者ルート。
 遂にトップアウト出来なかった。
 このルートでの雪辱を気に新たなトレーニング方法を模索するきっかけとなった。
 来年またトライしてみたい。

日高源流エサオマン 5/13b
 これは少しうれしかった内容だ。
 過去に少し触ってみてとても悪く感じていたルートで、とりあえずトップアウト出来た。
 ただ、RPを狙うには自分の実力ではかなり通わなければならなさそうだったので、
 とりあえず保留。
 いずれはRPしたいけど、今はモチベーションの方向性が違うので今後のお楽しみとした。

ミロク 初段
 これは完登出来たライン。
 自分の最高RPグレードを更新するものではないけど、これもクライミングを始めた当初、
 とてつもなく難しく見えたラインだったので、感慨があった。
 それに何より、限定ホールドうんぬんみたいな要素が無く、最後はマントルを返してバン
 ザイ出来るラインであるという大変すばらしいラインだった事も印象的だった。

奥立ボンバー 5.12b
 これも完登出来たライン。
 このルートもかつて難しく感じ、トップアウトは出来ていたけど繋がらなかったボルトルー
 トだった。(ハイボルダーとして記載されているトポもある。)
 それがRP時は単純に指力で解決。
 クライミング的にはどうかと思うけど、力で捻じ伏せるのも時には爽快だ。


・クラック

今年の外でのクライミングの半分はクラックを登っていたと思う。
同行した人がフェイスやボルダーを登っていても僕は同じエリア内にあるクラックを登った。
今年一番印象に残っているのは折込センター5.10dだ。
このルートのRPでは久しぶりに強い達成感を得る事が出来た。
グレードは決して高くないのだけど、このルート、プロテクションは全てナチュプロで登った。
ルートの内容としてはフェイスのそれなのだけど、プロテクションは全てカムやナッツで取れる。
なんだそんな事かと見えるかも知れないけど、これがボルトとナチュプロではメンタルに及
ぼす影響がえらい違いで、まあまず、やってみた者にしか分からない世界だ。(笑)

その他のクラックルート。
コーラスライン 5.11a
ジャミラ 5.11a
楽園 5.10c
コーラスラインとジャミラはトップロープで登ればグレード通りで少し強いクライマーならなん
という事はないと思う。
ただ、僕個人的にナチュプロによるクライミングではかなりの時間を費やすものとなった。
楽園はハンドジャム、フットジャムを決めながら登る。
僕が今シーズン触ってクラックルートの中では最もジャミングを多用出来るルートだった。
結局、今シーズンはどのルートもRP出来なかった。
打てばRP出来る確信はあるけど、あちらこちらと行っているうちにシーズン終了。
来シーズン、早々にRPしたい。


・アイス

今年はリードで登れるようになれる登りを心がけた。
そこで得た結論はアイスはメンタルではなかろうかという事だった。
もちろん、登る技術は伴わなければならないし、その技術を得るための研鑽も必要だけど
、結局はトップロープでどんな高度なテクニックを駆使出来ても、ランナウトに耐えて思い
切って体を上げるメンタルの強さが無ければリードは出来ないという結論に至った。

思えばアイスも僕が普段行っているボルダリングのようだ。
細かい発見があり、それを応用、検証してみる。
まあ、登るという意味では本質的に同じなので当然と言えば当然なのだけど、そこから得
られる発見は常に新鮮だった。
今年得た所感。
リードではアックスの刃が5cmは刺さっていないと恐ろしくて体を上げられない。
でも、トップロープなら1cmくらいの刺さりでもわしわし登れる。
この違いは重要だ。
方法論としては「いざとなったら掴めるヌンチャクプリセット作戦。」で問題障壁下げるなど、
フリーでは当たり前の方法をアイスにも応用して、より困難な状況でもリード出来るように
なるという目的により近づきたいというのが今年の総括であり来年の目標だ。


・山登り

最初、今年は一度も山登りに行かなかったなあと勘違いするほどわずかしか行かなかっ
た。
沢登りに至ってはゼロだ。。
山らしい山と言えば、カミホロカメットクのみ。
ルートは北西稜。
バリエーションの入門的なルートらしく、ロープは一応持って行ったけど、登りに必要と感
じるところはなかった。
当日は快晴。
ロケーション的にはすばらしい山登りを楽しめた。
今年は結局、ほとんど山へは行けず終いだったけど、来年はもう少し純粋に山を楽しみた
い。


・総括

結果として、昨年の総括に書いた予告通り、よりトラッドな傾向が強まった一年だった。
もはや、僕自身のクライミングはクラックやアイスに収斂して行っていると言っても良さそう
で、それでいて、平日はジムでフリーの力を磨き、週末はトラッドなクライミングと半々くら
いでフリーのボルダーやルートで力試しをして来た一年だった。

そして、今年印象的だったのは初めてオールナチュプロによるフリールートのRP。
フォールを恐れる自分自身のメンタルをコントロールしてRPを達成出来たクライミングは
初めて13台のルートをRP出来た時に匹敵する感慨があった。
アイスも垂壁をリードで登る充実感を味わい、よりスキルを 磨くクライミングに没頭した。
一応、来年も似た傾向となると思う。

トラッド中心、ただ、フリーもさらに強くなりたいし、完登グレードの更新も狙いたい。
クラックは今年RPし損ねたルートをRP。
ボルダーやルートの最高RPグレードの更新も狙いたいので、来年もよりクライミング力の
研鑽に励む一年としたい。


今年もおかげさまで、良い山登り、良いクライミングが出来ました。
お付き合いしてくれた皆さんのご厚意に感謝です。
ではではみなさん、良いお年と良い登りを。

2012年12月28日金曜日

定山柱 2012.12.28

この日はトップロープで登った。
目標は10便以上出す事。
理由は量稽古によるスキルアップだ。
僕の昨シーズンまでの登り方だと、ややもすると一日4便くらいで終了。
それではスキルの向上に時間がかかると思い、この日は機械的に最低10便は出す事を
自らに課した。
所感としてはやはり、量稽古は有効だ。
便を重ねるごとに登りも安定して来るし、なるほどという発見も見えて来た。
今後はリードで登る事になるがその場合はノーテン(RP?)を目指す事を習慣にしようと
思う。
これも結局、ただ漠然と登る事を繰り返すより、何かテーマを持って望んだ方が精神的に
もより楽しめ、技術向上に有効な方法だと思うからだ。

今回、特筆すべき学び。
垂壁でも存外レストしつつ登れる事が分かった。
肘を曲げている時間をなるべく少なくし、基本は腕を伸ばした状態で登る。(当然、体を上
げる時は肘を曲げなければならないわけだがつまりはその時間をなるべく短くする。アッ
クスの打ち込み、アイゼンの蹴り込みは的確にわずかな回数で決める。(理想は一発で
決めたい。)そういった部分まで含めて。)
そして、必要な時はレスト。
このレストも肘を伸ばし冷静にバランスを取れば、思ったより効果的に登りを継続する助け
になる事が分かった。
ただ、最終的にはこの作業をリードで行なわなければならない。
その場合、何が怖いかと言うとリードでは力尽きて落ちるというのは自分的にはかなり怖 いという事だ。
だから、トップロープで微妙な余力で登攀を続け、微妙なバランスでレスト出来てもそれが
リードで同じ事が出来るとは限らないという事。
その辺りが今後、アイスクライミングを行なうにあたっての課題だなと。

2012年12月22日土曜日

豊滝フルーツガーデンの滝 2012.12.22

定山柱を偵察に行くもまだ氷が繋がっておらず登れず。
ここはどうかと移動してみたフルーツガーデンの滝はかろうじて登れそうな状態。
わずか3Mほどだけど垂壁の氷となっていて、とりあえずは氷の感触は楽しめそうな状態
だった。
まずは誰かがリードで登らなければトップロープを張れないので、ぼちぼちテンションを入
れながらリード。
期間が開いていて勘は鈍ってはいたけど、ともかくトップロープの支点となる立ち木までは
到達出来た。

同行したえーじさん、H沼さん達もそれぞれに楽しむ。
えーじさんはアイス2回目も僕にそそのかされ、ピンクポイントでリードで登る。(笑)
安定した登りで幸先の良いシーズンスタートの様子だった。
H沼さんは初アイス。
右も左も分からないながらも楽しそう。
それを横目に僕は小さな氷でトラバースの練習。
不意にアックスが外れグランドフォール。
地面には5cmほどの深さの川が流れており半身を水に浸かった、、
幸いというかゴアテックス素材の服を着ていたので、まあ、なんとか半濡れくらい。。

その後1本登り、最後にもう1本で計3本。
最後は立ち木のマントル?を返して滝の上の斜面を登り帰路へ。
立ち木にバイルをかけ、体を持たれかけながら返すマントルの辺りはすでになんのクライミ
ングなのか疑問を感じながらも登らなければ帰れないので登る。(笑)
立ち木マントル返しという存外に奮闘的なクライミングを楽しんで終了した。

2012年11月10日土曜日

有珠善光寺 ミロク 初段

有珠善光寺十五番ボルダー ミロク 初段

ミロク 初段完登。
数年前からちょこちょこ触っていた課題。
個人的に気に入っていたラインなのでいつか完登してみたいなと思っており、ふと今年は
ボルダー
を何も完登していない事に気付き、この課題を今年の収穫にしようと思った。


トライ開始。
中間部、カチからクロスでリップを取りに行く際にいきなりクラッシュパッドの無い岩の上に
落ちる、、^^;
(クラッシュパッドが1枚しかなく、最後の一番怖いと思われたマントル返し下に置いてあ
った。)
脇腹を痛打し、一瞬折れたかと思った。。
気を取り直し再トライ。
その後、数回打つもその日は完登成らず。
次週に持ち越しとなる。

翌週。
意外に暖かく、今日こそは完登したいという思いで股引(アンダータイツ?)まで脱ぎ軽量
化を図る。
功をそうしてか3トライ目に完登。
無事、今年の秋の収穫を果たした。








2012年10月13日土曜日

奥立岩 2012.10.13

奥立ボンバー5.12b。
スーパーヘルフィンガー5.12b。
当日RPしたルート。

奥立ボンバー5.12b。
今、狙いたいルートでなかったのだけど、以前RPを試みて、なかなか登れなかったルート
だったので、いつかはともかく完登しておきたいと思っていたルートだった。
それと以前というのが2年ほど前だったので、その2年前の自分と今の自分が相対的にい
くらか強くなっていないか知るためにトライしてみたいルートでもあった。

結果は思ったよりあっけなく登れ、拍子抜けした感じ。
以前、いろいろ考えて起こしていたムーブも一切使わず、結果として「両手でカチを保持し
て、ヒールで乗り込んでガバ取って核心終わり」という、何とも力で解決ムーブとなった。(
笑)
ルートそのものが短く、トポによってはボルダーとして登られているルートでもあるため、(
ただ、マントルを返す位置はけっこう高い、、(笑))低い位置にある核心を超えれば終わり
という、ルートの性質も幸いして早々にRP出来たのだろう。


スーパーヘルフィンガー5.12b。
奥立岩で残るもう一つの12bのルート。
このルートも特にRPに対する執着があったわけではなかったのだけど、エンジョイクライミ
ングで触っているうちにRPの手ごたえを感じ、途中からは12台を一日2本RPというスケ
ベごころが出て来て、最終的にはすっかり本気トライの末にRP出来た。(笑)


今回は奥立ボンバーをRP出来てすっきりした。
他の岩場にも自分的に因縁の深いルートはある。
例えば、小樽赤岩の天安門広場5.12c。
マントルを乗っ越すところが核心なのだけど、まだトップアウト出来ていない。
13台なら、青巌峡のリトルトゥリーやエツコに捧ぐ等だ。
ルートの長さは短く、ほぼボルダー。
こちらもトップアウトすら出来ていない。。
期間を置いて、またトライしてみたい。
こういった形で期間を置いた後、ムーブがこなせたり、完登出来たりする事は自分の能力
が相対的に上がった事が実感出来るのでうれしいものだ。
これを励みにこれからもクライミング道に精進しよう。(笑)

2012年8月6日月曜日

小樽赤岩44フェイス 折込センター5.10d

折込センター、ムーブのほとんどはフェイスのそれなのだけど、取ろうと思えば全てカムや
ナッツでプロテクションが取れ、ボルトと併用すれば初心者がナチュプロに慣れるには良い
練習になるルートだと思い、今回RPを目指した。
ボルトルートのグレードとしては決して高難度ではないのだけど、初めてナチュプロのみで
登れたルートという意味では僕にとってとても達成感のあるクライミングだったので、今回
特筆した。

最初のトライ。
これまでもⅣ級やⅤ級ほどのアルパインのルートをナチュプロで登っていたので、いきなり
オンサイトは無理としても早々にナチュプロによるRPは出来るかなとかなり甘い考えを持
って取り付くもナチュプロでこなすには思った以上のムーブの悪さに出鼻を挫かれる。
これはまずボルトルートとして登って、ムーブを理解してからでなくてはとても突っ込めない
と思い直す。

まずはボルトルートとしてはマスターでRP。
前回、一度トップアウトはしていたので、ムーブも理解し思ったより楽に登れた。
ムーブそのものは単純にグレード通りなんだなと納得。

折込センター、ピンクポイント。
とりあえずナチュプロをセットしつつ、ボルトをプロテクションとして登る。
要所要所でテンションを入れ、ナチュプロをセット。
ナチュプロは自分なりにしっかり効かせたつもりなので、一度ロワーダウンしてもらい、そ
の後ナチュプロのみで登る。
ノーテンで終了点。
ピンクポイント。
途中、落ちる気はあまりせず比較的安心して登れたけど、終了点直下のマントルを返すと
ころは少しランナウトするので、さすがに緊張感があった。

折込センター5.10d、RP。
フリーとして登ったクラックルートでは初のRP。
さすがになかなか感慨深いものがある。
様子見として危険を感じたらテンションを入れるつもりで、とりあえず一本目からオールナ
チュプロによるトライとして登り始める。
多少もたつきながらも、プロテクションのセットと修正を繰り返しながら高度を上げる。
核心を無事越え、かなりレスト出来るガバでこの先プロテクションをセットしつつムーブをこ
なす余力があるかどうかを慎重に判断。
この後、少しランナウトしてマントルを返す部分があり、そこは怖いところだ。
マントルを返せば後は終了点にクリップするのみで落ちる心配はもうほぼ無い。
行けると判断し登り出す。
さらに登り、最後のプロテクションをセット。
登り続けて力尽きればフォールしなければならないし、日和ってテイクするなら最後の機
会だ。。
このまま登り続けるか、テイクしてしまうか。
プロテクションの効きに確信はあり、腕の消耗も限界に達しつつあるというほどではない。
もう登らない理由は無く、後はメンタルの問題だ。
今止めてもまた同じ逡巡を繰り返さなければならないだけだと自分を納得させ、登り続け
る事に決める。
マントルに手をかける。
登りだしてしまった以上、もう後は冷静にスタンスを拾い、何度か登っているマントルを返
すだけだ。
無事マントルに立ちこむ。
顔は自然とにやけ、久々に何かを成し遂げた達成感が湧き上がった来た。
折込センター、RP。


今回のクライミングでは久しぶり自分的に困難なクライミングを成し遂げた後の達成感を
味わった。
ボルトを併用してムーブを固めてからのトライなど、RPへのかなり邪道なアプローチかも
知れないけど、独学ゆえの危険回避の手段として大目に見ていただければ幸いかと。。
いずれはもちろん、初見のルートにオンサイトトライ出来るよう精進したいところだ。

2012年7月22日日曜日

プラトーと対峙する。

岩で保持出来ないホールド、起こせないムーブが出て来た。

岩の場合、通算数日間打ってもワンムーブそのものが起こせないという課題というのはこ
れまでなかった。(人口壁ではよくある。。)
だけど、今回は別。
ワンムーブそのものが起こせない。
自分的にはるかに高いグレードが付与されている課題にトライしているわけではないので
、とても残念な気持ちになる。
期間を開けてトライしてもムーブが起こせないという事は考えられる要因がいくつかあるの
だろう。

・能力の向上がプラトーに達し、登れるグレードの限界を迎えてしまった。
・トレーニング方法に問題があり、改善すれば、得られるクライミング力の伸びしろがさらに
 ある。
・懸案のホールドが保持出来るようになるには個人的に今しばらくの年数が必要である。

上記がざっと考えられる要素かな。
1番目の理由なら、もう何をしても無理だけど、2、3番目なら、まだ可能性はあるという事
か。
僕は往生際が悪い。
まあいずれにしても、そろそろ、ひと工夫ふた工夫しないと斬新な能力向上は見込めなさ
そうだし、(クライミング歴5年ほどなので、能力向上の曲線もだいぶ緩やかになって来て
いる。)良い機会と捉えて、トレーニング方法をいろいろ考えてみたい。

以前から行ってはいたのだけど、こんな方法をさらに強化したい。
3本指クライミング。
ウエイト負荷クライミング。
オーバーグレードなムーブをひたすら打つ。

トレーニング方法の概要はクライミングの教本にも記されているので、新たに書き記すまで
も無いのだけど、以下が僕なりの狙いと解釈。

・3本指クライミング(及び2本乃至1本指ポッケ強化)
人間には失った能力を補おうとする能力がある。
つまり、例えば小指を使わなければ、他の4本の指が強くなるのではないかなと。

・ウエイト負荷クライミング
クライミングは力だけで登るものでは無いけど、不足している能力があれば強化されるは
ずだ。
ある種の筋トレに近いか。
余談だけど、ウエイトを装着してキャンパを行い、外すと取れなかったバーが取れたりする
事が実際にある。
筋力の最大値向上とは違うと思うけど、神経系の作用じゃないかなと素人なりに考える。

・オーバーグレードなムーブをひたすら打つ。
限界を超えたムーブにトライして、持ちうる能力を出し切っても出来ないという事は言い換
えるとトレーニング的には余すところなく能力を出し切れているという事なのではないかと。
つまり、トレーニング的には良いのではないかなと。
(たまに狙ったホールドを取る事に100回トライして1回だけを保持出来たりするなんて事
もある。そんな時はとても興奮する。(笑))

以上の方法などで試行錯誤してみたい。

2012年6月23日土曜日

小樽赤岩 2012.6.23

不動岩稜をマルチピッチで登った。
最高Ⅴ級
ナチュプロの番手選択の目を養うために積極的にカムやナッツを使う。
Ⅲ級の壁よりやはり難しく、緊張感あるクライミングとなった。
Ⅴ級のピッチではホールドのぬめりでおそろしさも手伝いA0で抜ける。
まだまだメンタルの弱さに課題が残る。

この日、先行するパーティが居たのだけど、その人達はアイゼンで登っていた。
Ⅴ級のピッチなどはフラットソールで登ってもなかなか恐ろしかったので、アイゼンで登る
のはさらに怖そう。
でも、冬にこれくらいの壁の岩と雪と氷のミックスなどを登るクライミングは僕も興味のある
ところなので、今年の秋辺りには僕もアイゼンでマルチピッチをしてみたいと思った。

2012年6月8日金曜日

小樽赤岩 2012.6.8

折込センター10dにてナチュプロで落ちる練習をした。
同ルートはクラックだけど横にボルトが打ってあり、そのボルトにヌンチャクでバックアップ
を取って、自分でセットしたナチュプロのプロテクションにフォールしてみた。
特筆すべきは効きがあやしいなと思ったカムやナッツは実際にはずれ、バチ効きの手ご
たえがあったプロテクションはちゃんと外れなかったという事だ。
良い経験をした。

2012年6月2日土曜日

塩谷丸山 2012.6.2

鰊御殿10-くらい?(手元にトポが無いので体感的に。)を登った。
ほぼ、フェイスだけどナチュプロでプロテクションを取りながら登るルート。
最後のマントルを返すところでは普通にハンドジャムが出た。(笑)
最終的にRPには至らず撤収。

鰊御殿 かわぞー

2012年5月19日土曜日

青巌峡 2012.5.19

日高源流エサオマン 5.13b。
エサオマンに触ってみた。
以前にも触った事があったけど、その時はとても激烈なムーブに感じた。
今でも悪い事に変わりはないけど、以前よりは安定してムーブを起こせるようにはなって
いた。
最終的にはトップアウト。
最後はマントルを返して両手を話せる位置で終了点のようなのだけど、けっこう高い位置
で返すマントルはなかなか怖い。(笑)
両手が離せる位置まで登った後は背後の空間に後ろ向きにダイブしてロワーダウンして
もらう。
RPを狙うなら、結構通わなければならないだろうなと感じた。
ただ、今の自分のモチベーションとクライミング観(通算2,3日くらいでRP出来るルート、
課題が狙うなら丁度良い。)を考え合わせると一シーズン近く、或いは一シーズン費やし
てのRPには少し気が重い。
よって、エサオマンのRPを目指す事はとりあえず置いておく事とした。

2012年5月11日金曜日

銭函天狗岳 2012.5.11

ウルトラセブン2Pを登った。
プロテクションはナチュプロで取るけど、ほぼフェイスルート。
1P5・9との事だったけど、効きの定かではない残置ハーケンとまだ落ちる事は怖いナチュ
プロで苦労する。
半エイドで核心を越え終了点。
2P5・7。
1Pよりは確かに易しかったけど、それなり怖い感じで慎重に登る。
終了点ではないようだったけど、草着きを越えた辺りに懸垂下降跡と思しき残地ハーケン
多数あり。
そこから先はプロテクションが取りづらそうな凹各状だった事とここまで到達する段階で精
神的に消耗した事もあり、とりあえず下降する事にした。
次回はさらに上も登ってみたいところだ。

後ろの岩壁にルート。

2012年4月21日土曜日

カミホロカメットク山北西稜 2012.4.21

快晴のカミホロカメットク山(通称カミホロ)。
独特の山名とバリエーションルートが多数ある事からも以前より憧れていた山だった。
今回はそんなカミホロの入門的な?ルート、北西稜から山頂へと登った。
すでに春と言っても良いほど気温は高く、空は快晴。
雪融けが進んだ山肌は黒々とした部分も多く、岩と雪のコントラストがカミホロの威容をよ
り一層引き立てていた。

これから登るルートを遠く望む。
どこを見ても急峻で険しい岩壁に見えるけど、一応、割と易しめのルートがあるらしい。
「むむ、怖そう。。」と少し怯みつつもともかく登り続けた。
遠くからは険しく見えた雪の斜面も近づき登ってみるとなるほど割りと穏やかな心持ちで
登れるものだ。
途中、落ちてはいけない岩稜帯を通過。
フラットソールならなんという事もなさそうな岩もアイゼン、アックス登攀ならではの緊張感
があった。
手で掴める岩は掴み、慎重にクリア。
こういうクライミングもやはり楽しいなとニヤニヤしながら先へと進む。

快適に高度を上げていると隣のルート三段ルンゼが見えて来た。
ルンゼ状の岩壁の中に急な雪の斜面と途中には氷の滝も見える。
なるほど、核心と思しき垂直の氷壁を境に三つの壁に分けられているように見える。
技術を磨いて今度はこのルートを目指して訪れてみたいととても魅かれた。

今後の課題と新たな期待を得て、さらに登る。
急な斜面を詰めると雪崩れのデブリ。
小さな雪片がたくさん転がっていた。
デブリを横目に稜線へと繋がるルンゼを目指す。
目指すルンゼを詰めれば稜線に出て、稜線に出れば山頂はすぐそこだ。

ルンゼの終わり辺りは岩と雪のミックス帯で、冬期間であれば雪に覆われているらしいけ
ど、春早い今の時期はかなり岩が出ていたようだった。
これ幸いと岩と雪のミックスクライミングを楽しんだ。

カミホロ山頂到着。
今回はカミホロのピークに立ちたかったという訳ではなく、よりアルパイン的要素の強い登
山が目的だったので、ピークに立ったという感慨は得になかったのだけど、快晴の空の下
での眺望が最高である事は確かだ。
冬は爆風が吹き荒れるというカミホロ。
そんな山の山頂の例外的で穏やかな時間をのんびりと過ごさせてもらった。

カミホロをバックにタケロー氏

2012年4月8日日曜日

アヨロ海岸 2012.4.8

引き続きマッコークジラの出来ないムーブを探る。
新たに発見したホールドやスタンス、さらには若干異なるラインからのムーブなど、いろい
ろ試してみたがけど、どうしても懸案のホールドが取れない。
う~む、「敗退」。。?
これはもう、ムーブが体に入るとか自動化するとかいう話ではなく、ホールドを保持しきれ
ていないという状態だった。
マッコークジラはしばし、封印する事とした。。

その後、やけくそでその隣にあるブラックホークダウンを触ってみる。
ポケット後のサイドホールドから次のホールドまでは保持出来るもののその後のムーブが
よく分からない。
一先ず終了。
後は江差の春7b、ぬりかべ右7bを触ってみる。
江差の春は高さのある課題で、最後マントルを返す辺りからは絶対に落ちたくない課題だ。
ある意味、味わい深い。。
ぬりかべ右。
これかなというホールドとスタンスは決まった。
後は少し打ってみて様子をみたい。

2012年3月16日金曜日

アヨロ海岸 2012.3.16

マッコークジラ。
昨年出来なかったムーブを出来るようになっているか楽しみだったけど、若干の可能性は
感じたものの、懸案のホールドを保持する事は出来なかった。
新たなスタンスを見つけ、割と良さそうな感触。
ただ、正対ムーブになるのでベストムーブがどうかは未知数。
ラインを眺めていたら、懸案のホールドの横にかかりの良さそうな穴を見つけた。
保持する狙いがわずかに違ったか。
次回検証してみてみよう。
大きな成長は確認出来なかった事に落胆しつつも、もう少し試行錯誤してみたい。

その他、マントライザー再登。
当日一緒に登った方達が打ち出したので参戦。
7.8回目くらいに登れた。
各ムーブのノウハウを記憶していたとはいえ、初めて完登した際、50回以上のトライで登
れた事を考えるとあれから少しは登れるようにはなってはいるのかな。

渚から来たもの 10a、RP。
奥の浜にあるクラックを登った。
クラックと言ってもプロテクションをナチュプロで取り、離陸付近でレイバックムーブがあると
いうだけで、全体的にはほぼフェイスのルート。
それでも終了点付近では落ちたくない一心でけっこう気合いが入り個人的には奮闘的な
クライミングを楽しめた。
今後の課題になったのはナチュプロの番手の選択。
ハンドサイズは昨年の石垣山で少しは目が養われたつもりだったけど、フィンガークラック
ではまるでぐだぐだ。
一度、カムを回収して2便目のRPトライではどこに何色というのを記憶していたのでスムー
ズに登れたけど、ナチュプロのセットに関してはさらなる研鑽を積みたい。


渚から来たもの10a

2012年3月12日月曜日

小樽赤岩 2012.3.9

ドライツーリング。
今日の目的はリードで登る事。
ドライツーリングは数年前に通算何日間か登っていた。
今シーズンのアイスを通して、氷壁を曲がりなりにもリードで登れるようになって来ていた
ので、今回のドライツーリングも良い感じにリード出来るかなと期待してのクライミングだっ
た。

まずはトップロープで感覚を取り戻した後、アルパイン3級ほどの壁をリードで登った。
感想は・・・、「アイスより怖い、、、」
まず、バイルの刃の「かかり」がアイスと違う。

アイス→刺さっている。
ドライ→掛かっているだけ。

いわゆるガバにバイルがかかっていても、体を上げて角度が変わった途端にバイルが外
れてフォールしそうで、恐ろしくてなかなか体を上げられなかった。
確かに氷も体が上がりバイルの角度が変わると刃は抜けるけど、岩ではそれがさらに顕
著に感じた。
リードで登るにはいきなり難易度が高かった気もしたけど、(プロテクションの信頼性含め。)
いずれにしても、同じ傾斜ならアイスより難しく感じた。

結局・・・。
「フォールを恐れてはいけない。」のだろうな。(勿論、落ちてはいけない条件下もある。)
フリーと同じか。
始めは簡単なルートでも落ちる。
でも、段々より難しいルートでも落ちなくなる。
そうすると簡単なルートではまず落ちる気がしなくなって来る。
そうするとより簡単なルートはよりスピーディに(場合によってはプロテクションも取る必要
が無い。)駆け抜けられるようになる。
マルチピッチはスピード重要。(マルチピッチが登りたい。)
この辺りが僕の目指すところか。

その後は前傾している壁を登った。
体感的にはフリー以上に傾斜による強い負荷を感じた。
バイルはスラブ角~垂壁以上に外れやすかった。
なるほど、ドライツーリングを登りこなすには相当の修練が必要と感じた。。

2012年3月3日土曜日

港の氷 2012.3.3

今年初めて訪れた「港の滝」。
落差15Mほどの垂壁がある。
今回の目的はもちろん、垂壁でより戦えるようになる事だ。

さっそく、昨年、まったく戦えなかった垂壁部分でのクライミングを試みた。
ただ、最も長く垂直の壁となっているラインには上部につららがあり、落氷の危険が懸念
されたので、そのわずかに横のラインを登ってみる事に。
まず、結論から言うと昨年より随分ましに戦えた。
やはり、今シーズンを通して、徐々に難度を上げて登って来た成果は出て来ているようだ。
以下、登攀の記録。

*登攀の記録
氷の状態は中身が薄いというか密度が低い感じで、バイルの刺さりは割りと良い。
ただ、その分、スクリューによるプロテクションの効きはあやしい感じ。
定山柱のようにバイルが深くかかるような大穴は無く、バイルの刺さりが割と良いとはいえ
、確実に打ち込んで行かないと不意に抜けそうで怖い。
バイルの打ち込みは緩い傾斜より自然とシビアにさせられ、無意識にスナップを効かせ打
ち込む動作が出た。
恐々と体を上げて、支点が足元辺りまで来たらアックステンションをして次のスクリューを
打つ。
その後、垂壁から傾斜が落ちるマントル部分ではランナウトの恐怖に耐えてマントルを乗
っ越した。
安定した場所に立ち、スクリューを打ち、支点作り。
アバラコフにて懸垂下降。

以上が登ってみた所感と記録だ。
この日、思い至った結論としてはアイスクライミングでリードするという事は要はメンタルコ
ントロールの問題のようだ。
結局のところ登る技術はすでにあり、(トップロープなら落ちる気がしないのに、リードにな
るととたんに恐ろしくなるのがその証左だ。)後はいかに自分を信じて怖いという感情をコ
ントロール出来るかという事だろう。
実際、登っている際、わずかにでもランナウトして来るともうあきらめの境地というか、次の
支点を作れるところまではもう行くしかないという、自分を信じる(信じたい。(笑))心境に
なっている。
つまり、よほど技術体力的に身の丈を越えたルートでは無い限り、恐怖心を飼い慣らして
登れば良いと結論付けたい。

今後の練習の方法論としては「いざとなったら掴めるヌンチャクプリセット作戦。(笑)」での
練習が良さそうだ。
いわゆる、フリークライミングで言うところのヌンチャクがプリセット(すでにかかっている。)
されている状態で練習すれば、「やばいかも!」と思った時にヌンチャクを力強く掴める(笑
)、という若干ハードルとリスクを下げてのリードでのクライミングが出来そうだ。

今回、特筆すべき点というか印象に残ったのはバイルの振りの動作だ。
これまで傾斜の緩い壁ではあまり意識する事がなかった、バイルを振る際のスナップを効
かせた動作。
今回はそうしないとバイルがきっちり刺さらないため、自然とそうせざるをえないという感じ
だった。
この動作はますますアイスクライミングをしているという感じが実感されて、とてもテンショ
ンが上がった。(笑)

う~ん、良い感じになって来たアイスクライミング。
だけどそろそろ日中はプラスの気温。
後一度くらい行けるだろうか。
いずれにせよ、次への良いクライミングへと繋げたい。

2012年2月26日日曜日

布引の滝 2012.2.26

この日のテーマ。
「より浅いバイルの掛かりでも登れるようになる。」
あえてバイルが浅くしか刺ささらない状態の氷を登り、技術向上を計った。
フォールするかも知れないという不安がある部分ではスクリューをまとめ取り。
氷へのバイルの刃の刺さりは1cmくらいだ。
バイルがすっぽ抜けそうで怖いけど、効いているという確信はあるので体を上げてみる。
「怖い、、(笑)」
恐怖をコントロールして突っ込む感じはフリーの核心のようだった。(笑)

意外だったのはバイルの刃の刺さりが浅くてより怖いのは登っている時よりもスクリュー
を打って、プロテクションを作る際の方だった事だ。
今はとりあえず、スクリューを打つ時はアックステンションしているのだけど、その際、バイ
ルから手を離した時が最も不安になる。
体のバランスが変わったとたんに不意にバイルが抜けないだろうか。。
もし今、抜けたら、数mは確実にフォールする、、と言ったような時だ。
フリーや手で岩を登る際はクリップ時は割りと良いホールドだ。
でも、事、アイスに関しては手で何かを持ち安定する事はほぼ無いだろう。
プロテクションを作る際すらもバイルの刃が浅くしか刺さっていない場合も普通だろうし。
まあ、この辺りは慣れなのかなと。
経験を積んで解決したいところだ。

この日の成果としてはより浅いバイルのかかりで登れたという事だ。
斜度の比較的浅い氷壁で、ごく一部分のみを登れた程度とは言え、一つの成果かな。
今後はさらに厳しい条件(垂壁や高さのある氷などで、バイルもあまり刺さらないような状
況。)でも戦えるようにさらなる研鑽を積みたい。
次回のテーマ:「より急な傾斜、より長め高めの壁を登る。」

2012年2月25日土曜日

定山柱 2012.2.25

この日の目的は垂壁でどれくらい戦えるかを知る事。
昨年、この氷をリードで登ろうとしたところ、とても恐ろしくてほぼ戦えなかった。
今回はそんな過去の自分と比べて、ある程度の成長が確認出来ないか検証の登りだっ
た。

前回までの自分の登り。
・布引きの滝
斜度60度~70度ほどで、バイルが深く刺されば、安定して登れるようになれて来たのが
前回の登りだった。

で、今回、垂壁を登ってみた結果。
大きな穴(*)などにバイルを掛ければ、垂壁でも割と安定して登る事が出来た。
((*)この氷の特徴なのだけど、毎年なぜかぽこぽこと大きな穴が全体に開く。
メカニズムは解らないけど、とにかく大きめの穴がたくさんある。
フリー的に言えばガバホールドだらけと言ったところか。
なので当然、難易度も易しい)
アックステンションかけまくりだったけど、ともかく、恐ろしくて体を上げられなかった昨年か
ら比べると一歩前進出来た事は間違いなかった。
ただ、険悪な状態(バイルが氷にあまり刺さらないような状況。)ではまだまだ戦えていな
いのが現状でもある。
次回は「傾斜は緩いがバイルの刃が浅くしか刺さらないような状況。」で登れるようになれ
る練習をテーマとしたい。

定山柱 かわぞー

2012年2月19日日曜日

布引きの滝 2012.2.19

超不定期ブログになりつつある当ブログ。
意外と見ていてくれる人がおられる事に驚きつつも、駄文を垂れ流す事をご容赦ください。
(笑)


さて、アイスクライミング。
細々と登ってます。
先日、近場の定山柱で今季初のアイスクライミング。
とりあえず、トップロープで登り、シーズン初の感触を思い出す。
うむ、昨シーズンに手に入れた程度のスキルはちゃんとあるようだ。
そして今回は、布引の滝。
目標はもちろん、より安定してリードで登れるようになる事。
去年より格段に安定してリード出来るようにはなって来た。
結局のところアイスも恐怖心をコントロールして突っ込み、結果として落ちずにより高度を
上げられたという方法論なのだろう。
突っ込む感覚としてはフリークライミングと同じかな。
違いはフリーのようにバタバタと落ちる事は結果としてまず無いという事。
つまり、だから突っ込めという事か。(笑)
今回はその辺りある程度戦え、相対的によりスキルを上げられたと思う。

・登攀から得た所感と実際。
現時点ではリードで登った際、バイルの刃先が5cm程度刺さっていれば、安心して体を
上げる事が出来る。
逆に言うと5cm以下の貫入では恐ろしくて体を上げられない。
しかし、トップロープで登っていてバイルの刃先の刺さりが1cm程度でも実際落ちないで
登れる事を踏まえるとリードの際も刃先1cmの貫入で登れるはずという結論が得られ、そ
してそれが出来た時、より高いスキルを得たという事になるのだろう。
より高いスキルを得られれば、登れる氷の選択肢も広がり、より充実したアイスクライミン
グを楽しめる。
ガンバだ。(笑)


*今日の肝
・アイスもフリーのように戦おう。