2011年9月29日木曜日

雄冬海岸ボルダー 2011.9.29

雄冬海岸ボルダー。
写真のような三角形の岩がある。
以前に見つけて、いずれ是非触ってみたいと思っていた岩だ。
(中央からやや左よりの縦ホールドと右のカンテを登る2本が良さそうなラインだ。)
離陸から繋がれば、きれいにトップアウト出来て、岩の上でばんざいが出来る。
単体でぽつんとあるたたずまいと言い、難度も高く、きれいな海岸というロケーション。
これはもう、申し分の無いラインだ。

今回、初めてムーブを探ってみた。
ランディングはごつごつした岩だらけでとても危険。
クラッシュパッドは斜めになったりと思い切ったムーブを起こすにはかなり気を使う状況だ。

ムーブそのものも悪い。
離陸から数手。
ざっと探った所感だけど、一手一手は悪いけど、不可能な感じではない。
(ただ、この辺りですでに繋がる気がしなくなって来る…。)
中間部。
もしかすると不可能セクションではないか(相対的にかわぞーには。)と思わせるような感
じ。
非常に悪い。
上部。
高いのでちゃんと触っていないけど、中間部ほどの悪さでは無いようだ。
おそらく、マントル付近の岩の肩を取ったら終わりみたいな感触。(でも、けっこう悪い。)

当日の結論。
各ムーブはとても悪い。
中間部が解決しても繋がるかは不明。
下地が悪く、いっそボルトでも打ちたくなるけど、岩は低いのでやはりボルダーとしての方
が良いだろうな。
今度は下地をもう少し土木工事で均し、さらに思い切ったムーブを起こしてみたい。



円盤が岩に乗っているようなかっこうの岩も。
これも以前に見つけ、クラッシュパッドとスポッターが居たら登ってみたいと思っていた岩
だ。
リップをトラバースしてみる。
これもきっと悪いに違いない。
ムーブを探るつもりで一手一手慎重に。
ん?存外に簡単である・・・。
外傾したホールドでかなり難しいラインになるかと思いきや、取り付いてみると下地が悪く、
クラッシュパッドが無いにも関わらず、割と安定、安心した心持ちでトラバース出来る。
結局、最後まではトラバースしてないので、なんとも言えないけど、
ここまではルートで言えば、10台前半じゃないだろうか。
ほぼ、フリーソロ出来そうだった勢いを考えると、もしかしたら9かも。
似たような、ルーフのリップをトラバースするラインで13aを知っているけど、
内容はまったく似ても似つかない。。
見た目がかっこよかっただけに残念だ。。(笑)




雄冬大壁  2011.9.29

ボンティアからゲルニカを登ろうと思った。
が、ボンティアをトップ(かわぞー。)が登り切り、ロープを引き上げた時点で問題発生。
コールが波の音で聞こえず、フォロー(ココっぺ。)との意思疎通が図れない、、
まずい、、「ちょっと待ってー!」と叫ぶ。
いや、この大声がむしろまずい。
こちらが何を言っているか分からず、登って良いとの合図と間違い、フォローが登り出す可
能性があるからだ。
ともかく、急いでビレイ態勢に入る。
もしフォローが登り出していたら、ロープの弛みに気付いて、安定したところで止まってい
てくれれば良いが。
オンビレイ。
ロープを引くとテンションがかかる。
どうやら、フォローは登り出していなかったようだ。
今度は登って良いと声をかける。
フォロー登り出す。
無事終了点。
コールが聞こえず、意思疎通がままならない事を伝える。
結局、マルチピッチの高さに気おされた事も手伝い、そこで降りる事にした。
なるほど、風が強くてもコールは聞こえないだろうし、マルチピッチじゃなくても海岸や川の
そばのルートならば声は聞こえにくくなる。
結局、大事に至る事なく降りれたがもしフォローが登っていたらと思うと戦慄した。
良い勉強になった。

2011年9月20日火曜日

石山緑地 11.9.11

カンテプロジェクト。
以前から折に触れ触っているカンテのプロジェクト。
今回はヒール&トウが出来る事を発見。
これまでとても確率の悪かったホールドを比較的楽になる取れるようになった。
ただ、このヒール&トウを決めた状態でホールドを保持するとヒールの乗り込みが甘くなり、
さらに次のホールド取りが悪くなった気がした。
乗り込んだ後に安定出来なければ意味が無いので、まだ安心は出来ないけど、とりあえ
ずはこの方法で次のムーブを探ってみたい。

小樽赤岩 2011.9.10

天安門広場 5.12b/c。
昨年取り付いた際に解決出来なかったムーブを解決出来た。
解決方法はニーバー。
リップのよくかかるけど、不意に外れる嫌な突起にヒールフック。
ヒールフック後、マントル返しムーブを起こしている際に偶然ニーバーがかかる。
ニーバーがかかると以前はとても悪いと思っていたカチホールドを保持する事が出来た。
ただ、その後のムーブも悪い感じ。
結局、いろいろ模索するも夕刻が近くなって来たのと、ヨレによる身体のパフォーマンス低
下により終了。

ちなみにこの日は都合で午後からの岩登り。
なので、自然と帰りは遅くなり、同行者が登っていたルートのヌンチャクを回収する頃には
岩の周囲も暗くなったいた。
ヘッ電を点けてのヌンチャク回収。
10台のルートとはいえ、スタンスが見えずらくなかなか苦戦、、
思わぬ夜間登攀を経験する事が出来た。(笑)






天安門広場 5.12b/c かわぞー

2011年9月16日金曜日

小樽赤岩 2011.9.16

テーブルリッジを登った。
高度感をあまり感じないルートだった事もあってか、一部を除いて、ほとんど支点を必要と
感じなかった。
ただ、とは言っても、いざとなったらヌンチャクをかけられるハーケンやボルトがあってという
事だけど。
支点をあまりとらないで登攀スピードを上げるという意味ではフリークライミングの能力が
相応に役立ったと言えるかな。
フリーやってて良かったなとは思った。