2011年9月29日木曜日

雄冬大壁  2011.9.29

ボンティアからゲルニカを登ろうと思った。
が、ボンティアをトップ(かわぞー。)が登り切り、ロープを引き上げた時点で問題発生。
コールが波の音で聞こえず、フォロー(ココっぺ。)との意思疎通が図れない、、
まずい、、「ちょっと待ってー!」と叫ぶ。
いや、この大声がむしろまずい。
こちらが何を言っているか分からず、登って良いとの合図と間違い、フォローが登り出す可
能性があるからだ。
ともかく、急いでビレイ態勢に入る。
もしフォローが登り出していたら、ロープの弛みに気付いて、安定したところで止まってい
てくれれば良いが。
オンビレイ。
ロープを引くとテンションがかかる。
どうやら、フォローは登り出していなかったようだ。
今度は登って良いと声をかける。
フォロー登り出す。
無事終了点。
コールが聞こえず、意思疎通がままならない事を伝える。
結局、マルチピッチの高さに気おされた事も手伝い、そこで降りる事にした。
なるほど、風が強くてもコールは聞こえないだろうし、マルチピッチじゃなくても海岸や川の
そばのルートならば声は聞こえにくくなる。
結局、大事に至る事なく降りれたがもしフォローが登っていたらと思うと戦慄した。
良い勉強になった。

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